西野市民の森の自然を記録する爪句集を出版したい

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すでに集まった金額

100,000

目標金額
100,000円
100%
現在の応援人数

17

延べ20
募集終了まで残り

終了

2020/09/01 00:00に終了

新しいスタイルの写真集である爪句集第44集(A7判、約200ページ、オールカラー)を出版するプロジェクトです。今回のテーマは大都会札幌の市街地に隣接する自然遊歩道のある「西野市民の森」の自然です。この散策路の四季折々の景観、花や樹木、野鳥、動物、虫等の写真と爪句とテキストで記録し、カラー写真200枚のポケットサイズの爪句集として出版します。空撮パノラマ写真に花や野鳥を貼り込む新しい写真技法の開発も目的としています。大都会札幌の市街地に隣接している西野の豊かな自然があることを多くの市民に知ってもらいたいと思っています。爪句集はQRコード付きのパノラマ写真が印刷された豆本で、スマホやタブレットでQRコードを読み込むと全球パノラマ写真が表示されます。豆本であっても、新しい技術と紙とインターネットをつないだメディアが楽しめる事を広く知ってもらうのもプロジェクトの目的に加えています。このため、これまで出版してきた爪句集を公共施設や学校、図書館に寄贈することを計画しています。応援をよろしくお願いします。

全50巻を目標に爪句集の出版を継続!

「爪句」の造語のもと、2008年から写真集豆本(A7判)の出版を続けてきており、全50巻を目標に、2020年5月に第43集を出版したところまできています。

爪句集第43集「爪句@365日の鳥果」(2020年5月刊)

今回のクラウドファンディング(CF)で出版予定の爪句集は第44集「爪句@西野市民の森物語り」で、著者のブログ「秘境100選ver2」に投稿した関連記事を編集したものです。今回は西野市民の森の自然を対象としており、野鳥、花、樹木、虫等の写真を記録します。なお、野鳥の爪句集として前記第43集に加えて爪句集19集「爪句@札幌の野鳥」(2012年10月)、爪句集第32集「爪句@日替わり野鳥」(2017年5月)があります。

花のテーマでは爪句集10集「爪句@マクロ撮影花世界」(2011年3月)、爪句集13集「爪句@札幌花散歩」(2011年10月)、爪句集18集「爪句@今日の花」(2012年9月)、樹木のテーマでは爪句集11集「爪句@木のある風景(2011年6月)、虫であれば爪句集14集「爪句@虫の居る風景」(2012年1月)を出版しています。

西野の自然を空撮パノラマ写真により野鳥目線で花を観賞


札幌の西区にある西野は、札幌駅から車で約30分の場所に位置したくさんの自然を感じられる地域です。
西野市民の森の景観や空撮パノラマ写真に加えて、花や野鳥では、普通に撮影される花や野鳥の写真をドローンを飛行させて空から撮影した空撮全球パノラマ写真の天空部分に貼り付けた写真もあります。このような写真法で花や野鳥を撮った場所を空から見るとどのような景観なのかを見ることができます。紙の印刷物の写真集(爪句集)で、印刷されているQRコードをスマホやタブレットで読み込むことによって、花や野鳥撮影のフィールドを空から眺め、ついでに撮影された花等も鑑賞できます。


「残雪や キツネ空撮 初成果」

このような花や野鳥の写真は本爪句シリーズを除いては、これまでにはなかったもので、新しい花や野鳥の写真集の嚆矢(こうし)となるものです。出版予定の爪句集第44集は、既存の爪句集と共に支援者への返礼品(リターン)にします。さらに撮影した野鳥の写真をもとにして画像処理を行った後に、レーザー彫刻機のデータを入力し、木製コースターに彫刻する技法を開発中で、こちらもリターンとする予定です。試作品の例を写真に示します。

このレーザー彫刻はNC(Numerical Control:数値制御)マシンの原理と同様、入力データに従ってレーザーで木面を焼きながら画面を彫り込みます。この時元々色彩や濃淡のある野鳥の写真から画像処理により焼くか残すかの2値データを生成する必要があり、これを試行錯誤的に行っていく必要があります。このように野鳥写真の画像処理データを基にレーザー彫刻機を調整してこれを行っていくのは、将来の新しい木工加工技法につながります。

爪句の魅力を知ってもらうために寄贈活動は継続していきます!

爪句を広く知ってもらうため、これまで出版してきた爪句集を高校や大学、公的施設への寄贈を行ってきています。大学としては小樽商科大学、札幌国際大学、星槎学園道都大学、札幌大学等があり、大学の予算で全巻を購入してもらった北海道科学大学の例もあります。高校としては札幌市立大通高校、札幌新陽高校、道立浦河高校、特殊学校としては札幌ランゲージセンター、公的施設としては道立文学館、石狩市市民図書館、浦河町立図書館、私的施設としてはレトロスペース・坂会館等があります。

道立文学館に寄贈され展示されている「爪区集」


浦河町立図書館に寄贈され展示されている「爪区集」

道立文学館では「豆本ワールド」の展示が行われ、爪句集全巻の展示も行われました。

道立文学館で開催された「豆本ワールド」。QRコードから全景を見ることができます。
北海道新聞朝刊の「興味深人」(2020年3月14日)の欄でも爪句集に関連したインタビュー記事が掲載されています。

プロジェクトの実施スケジュール 

​2020年6月7日 クラウドファンディングスタート
2020年6月中  撮影したブログに投稿した写真の整理
2020年6月末 爪句集の原稿を印刷会社アイワードに持ち込み
2020年8月中旬 爪句集の完成
2020年8月31日 クラウドファンディング終了
2020年9月中 リターン品の郵送
2020年9月から 寄贈先を選定して2020年9月から爪句集の寄贈を開始

集めた支援金の用途と内訳

10万円を目標にして、集まった寄付金は「爪句@西野市民の森物語り」の印刷費の一部や爪句集寄贈のための経費として使用します。さらにリターンのレーザー彫刻の材料費にも当てます。

支援者へのリターン品(返礼品)

◇1,000円(30口)
出版予定爪区集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊

◇1,500円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
野鳥のレーザー彫刻コースター            1個

◇2,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@日替わり野鳥(32集)」   1冊
       「爪句@365日の鳥果(43集)」   1冊

◇2,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@札幌花散歩(13集)」    1冊
       「爪句@今日の花(18集)」     1冊

◇2,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@木のある風景(19集)」   1冊
       「爪句@虫の居る風景(14集)」   1冊

◇3,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@札幌の野鳥(19集)」    1冊
       「爪句@日替わり野鳥(32集)」   1冊
       「爪句@365日の鳥果(43集)」   1冊

◇3,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@マクロ撮影花世界(10集)」 1冊
       「爪句@札幌花散歩」(13集)」   1冊
       「爪句@今日の花(18集)」     1冊

◇3,000円(20口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪句@木のある風景(19集)」 1冊
       「爪句@虫の居る風景(14集)」 1冊
       「爪句@365日の鳥果(43集)」 1冊

◇5,000円(10口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪区集11集~20集」全10冊


◇5,000円(10口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪区集21集~30集」全10冊


◇5,000円(10口)
出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」 1冊
       「爪区集31集~40集」全10冊 


◇20,000円(3口)
爪句集1集~44集全巻 44冊

爪句集全44巻

いずれの支援でも期日(6月30日)前に支援をされた方のお名前を爪区集第44集に記載します。(HN・ハンドルネームでも結構で、その場合は支援の際にHNをコメント欄に記入してください。

プロフィール

青木 由直(あおき よしなお)
1941年生まれ。北海道大学名誉教授、工学博士。1966年北大大学院修士修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年定年退職。道新文化センター「身近な都市秘境を歩いてみよう」、「ドローンを知ろう」の講座を持ち、私的勉強会「eシルクロード大学」を主宰。2015年より北海道科学大学客員教授。2017年ドローン検定1級取得。北大退職後の著作として「札幌秘境100選」(マップショップ、2006)、「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007)、「江別・北広島秘境100選」(共同文化社、2008)、「爪句@札幌&近郊百景series1」~「爪句@クイズツーリズム-鉄道編 series40」(共同文化社、2008~2018)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「風景印で巡る札幌の秘境」(北海道新聞社、2009)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010)。北海道新聞文化賞(2000)、北海道文化賞(2001)、北海道科学技術賞(2003)、北海道功労賞(2013)。

ポケットサイズ“爪句”本とは

“爪句”とはプロジェクト実行者の造語です。この言葉を使うようになった経緯を簡単に説明します。
大量の画像データヲパソコンのディスクにしまっておいて後でパソコン画面に写真(画像)の縮小データを並べて表示して取捨選択などを行う方法の技術的用語に「サムネイル(thumnail)ー親指の爪」があります。パソコン画面に文字通り“親指の爪”大の画像を並べます。並べられた画像データは一つひとつの画像ファイルでファイル名がつけられホルダーにしまわれています。この画像ファイル名は、画像の編集時の検索作業等がスムーズに行われるように、通し番号とか、撮影日時とかが用いられます。ここでプロジェクト実行者はファイル名に575の17文字の俳句形式のものを用いています。こうすると撮影時の簡単なメモにもなります。サムネイルに用いる句なので直訳で「親指の爪の句」略して“爪句”としています。写真と爪句を一体化した写真集が“爪句”本です。ただ、17文字の爪句だけでは説明不足と思われるので、1句1枚の写真に説明文を100文字程度で加えています。写真、爪句、短文の説明の三位一体で爪句本は構成されています。写真も含めデジタル処理があればこそ成り立つ作品集なので新しい形式の“デジタル文芸”であるとも思っています。
A7判の豆本サイズで写真集としては小さいと思われる方のいらっしゃると思いますが、写真と組みになって印刷されるQRコードをスマホやタブレットで読み込むことで360°の全視界を表示して見ることのできる“全球パノラマ写真”法を採用していますので、豆本といっても判の大きな写真集にそん色の無い写真を見ることができます。しかも2次元の写真では真似のできない視線方向を回転させながら、写真の拡大・縮小も行いながら写真を楽しむことができます。

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支援金額とリターン

1,000円

残り25口

出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」1冊

  • 5口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

1,500円

残り18口

・出版予定爪句集「爪句@西野市民の森物語り(44集)」1冊
・野鳥のレーザー彫刻コースター 1個

  • 2口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

2,000円

・「爪句@西野市民の森物語り(44集)」1冊
・「爪句@日替わり野鳥(32集)」1冊
・「爪句@365日の鳥果(43集)」1冊

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

2,000円

・「爪句@西野市民の森物語り(44集)」1冊
・「爪句@札幌花散歩(13集)」1冊
・「爪句@今日の花(18集)」1冊

  • 2口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

2,000円

・「爪句@西野市民の森物語り(44集)」1冊
・「爪句@木のある風景(19集)」1冊
・「爪句@虫の居る風景(14集)」1冊

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

3,000円

残り15口

・「爪句@西野市民の森物語り」(44集)」1冊
・「爪句@札幌の野鳥(19集)」1冊
・「爪句@日替わり野鳥(32集)」1冊
・「爪句@365日の鳥果(43集)」1冊

  • 5口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

3,000円

残り19口

・「爪句@西野市民の森物語り」(44集)」1冊
・「爪句@木のある風景(19集)」1冊
・「爪句@虫の居る風景(14集)」1冊
・「爪句@365日の鳥果(43集)」1冊

  • 1口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

5,000円

残り10口

・「爪句@西野市民の森物語り」(44集)」1冊
・「爪句集11集~20集」全10冊

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

5,000円

残り10口

・「爪句@西野市民の森物語り」(44集)」1冊
・「爪句集21集~30集」全10冊

  • 0口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

5,000円

残り8口

・「爪句@西野市民の森物語り」(44集)」1冊
・「爪句集31集~40集」全10冊

  • 2口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了

20,000円

残り0口

・爪区集1集~44集全巻 44冊

  • 3口が支援済み
  • お届け予定:2020年09月
受付終了