
2015年から作り続けてきた空撮パノラマ写真のカレンダー(中綴じカレンダーB4仕上がり)を今年も制作予定です。空から撮影した全球画像が表示される見応えのある写真をカレンダーにします。今回の撮影対象は北海道の景観を予定しています。応援、よろしくお願いします。
2015年用のカレンダーの自費制作に始まり、全球パノラマ写真を刷り込んだカレンダーを様々なテーマで制作して来ました。これらの写真は、単に被写体にカメラを向けてシャッターを切るだけでなく、幾枚も撮影した写真を合成して、インターネットで全球写真が見られるように撮影&加工をしています。制作を予定しているカレンダーは、従来のようなカレンダーの体裁であっても、ネットの世界につながったものです。2014年制作のカレンダーは、廃止・廃止が検討されているJR路線の列車や駅を中心として撮影を行い、カレンダーに仕上げ、新聞にも取り上げられる反響がありました。
2015年用カレンダー表紙「パノラマ写真で巡る北海道の駅」
翌2015年にも鉄道に関する仲間たちと2016年用カレンダーを制作し、ここにもQRコードを取り入れて、360度のパノラマ画像が見られるようにしました。
2016年用カレンダー「パノラマ写真で記憶する北海道の鉄道」
2016年には、2017年用カレンダーとして「増毛ノロッコ号」、「冬の湿原号」など季節と列車との最高のロケーションやシチュエーションを意識し、列車が通る時刻を見計らい撮影を行いました。
2017年用カレンダー「パノラマ写真で見る駅と列車の風景」
2017年には、2018年用カレンダーとして北海道各地の絶景を札幌、手稲山の紅葉、占冠村の赤石青巌峡などの自然をテーマにパノラマ撮影を行いました。
2018年用カレンダー「北海道の絶景空撮パノラマカレンダー」
そして昨年、2018年には2019年カレンダー用で全道各地の絶景空撮として、地球岬(室蘭市)、ローソク岩(余市町)、桂沢湖(三笠)などの自然や江部乙駅(滝川)や原生花園駅(小清水町)などのパノラマ撮影を行いました。
2019年用カレンダー「北海道の絶景空撮全球パノラマカレンダー」
カレンダーは表紙をめくると、北海道のどこで撮影して、何月に掲載となるのかを記載した目次があり、月ごとのカレンダーを楽しむことができます。
2019カレンダー例・ワカサギ釣りの上空(石狩・茨戸川)
カレンダーのサイズは、半分に折り畳んだ状態で写真と日にちの部分がそれぞれB4判(257mm×364mm)、各月広げるとB4判の2倍(514mm×364mm)になります。表紙と目次をあわせてB4判27ページとなります。全写真にQRコードを印刷し、これを読み込むことでスマホやタブレットの画面に空撮全球パノラマ写真を表示して見ることができます。
そして、今年も北海道の魅力を感じていただけるよう、北海道の空から見下ろした素晴らしいパノラマ景観を存分に味わえるカレンダーを制作したいと考えています。従来のような2次元の写真を印刷したカレンダーとは一味違うカレンダーで、写真の景観を上空の鳥の目線で、さらにはズームを効かせて見ることができます。従来の航空写真とは違って、写真を動かしながら鑑賞できます。このような全球パノラマ写真をカレンダーに取り入れる試みは他に見られないもので、2015年用からカレンダー写真に採用しています。
2020年用カレンダーは、これまでとは異なる景勝地を選んで撮影を行っており、北海道に住んでいても知ることのない魅力溢れる12作品が揃っています。その中にはオタルナイ湖とループ道路の絶景や、シューパロダムと夕張駅、様似親子岩と様似駅、大雪山縦走の風景と黒岳山頂、そして札幌テクノパークの冬と夏の景観など、いずれも迫力あるパノラマ写真を予定しています。
オルタナイ湖とループ道路
シューパロダムと夕張駅
様似親子岩と様似駅
大雪山縦走と黒岳山頂
札幌テクノパークの冬と夏の景観
石狩川と宮島沼と旧西美唄小学校
カレンダーの空撮写真は、景観の優れた場所に行ってドローンを飛ばして行います。ドローンの飛行にあたっては人口密集地、夜間飛行等に関する規制を遵守し国土交通省から許可・承諾を得て撮影を行っておりますが、飛行禁止区域の有無や天候などに左右され、思ったようには撮影が進行しないことがしばしばです。強風によるドローン墜落や見失いの可能性もあり、通常の写真撮影では考えられないリスクがあり、場合によっては経費が大幅にかさんでしまいます。近年ではドローン飛行の規制も厳格化され、写真映えのする景観でも空撮が難しくなってきています。
またカレンダーの単価は印刷部数に左右され、正確な販売予測が不可欠になりますが、この予測を誤ると大量の在庫を抱えることになります。紙代の高騰などにより印刷実費も大きく膨らんでおり、空撮パノラマカレンダーの制作には多くの困難があります。
デジタルカメラの普及で、多くの人が写真を撮るようになっていますが、ブログやSNSなど経費の掛からない発表手段だけでなく、さらには紙媒体で写真を発表したいという希望も潜在的にあります。このような希望をクラウドファンディングで実現させると、カレンダー制作という趣味と実益を兼ねた活動領域が拡大し、写真撮影の目的にもつながります。特に、本プロジェクトの写真撮影法はプロの写真家もほとんどいない領域であり、これからの発展が期待でき、新しいメディアの創出にもつながるものです。
クラウドファンディングによる公募は9月から11月30日までとします。
9月末までにカレンダーに採用する写真取材とデータの整理を行い、10月上旬に印刷会社にデータを渡し、10月中旬にカレンダーの完成を目指します。クラウドファンディングのリターン品の発送はプロジェクト公募終了後の12月に入ってから行います。
今回は10万円を目標金額とし、集まったご支援金はカレンダーの印刷費用の一部として、またリターン品の送料などに使用させていただきます。
1,000円
青木曲直著「爪句@暦の記憶」(A7判) 北海道豆本シリーズ 1冊
1,500円
2020年用カレンダー 1冊
2,000円
2020年用カレンダー 1冊
青木曲直著「爪句@暦の記憶」(A7判)北海道豆本シリーズ 1冊
3,000円
2020年用カレンダー 1冊
青木曲直著「爪句@暦の記憶」(A7判) 1冊
「爪句@クイズ・ツーリズム」(A7判) 1冊
「爪句@クイズ・ツーリズム~鉄道編」(A7判) 1冊
10,000円
2020年用カレンダー 10冊
30,000円
2020年用カレンダー 20冊(表紙の下部にご希望のロゴを印刷してお渡しします)
※名入れは上記のようにモノクロで企業名(個人名)、キャッチコピー、ロゴ、URL(or電話番号orメールアドレス)が入れられます。原稿を9月24日(火)までにお渡し下さい。校正のため校正刷りの送付先住所orメールアドレスを添付して下さい。お問い合わせは、aoki@esilk.orgまで。
40,000円
2020年用カレンダー 30冊(表紙の下部にご希望のロゴを印刷してお渡しします)
※名入れの詳細は30,000円のリターンと同じです。
青木 由直(ペンネーム:青木 曲直)
1941年生まれ。北海道大学名誉教授、工学博士。
1966年北大大学院修士修了、北大講師、助教授、教授を経て2005年に定年退職。
2015年より北海道科学大学客員教授。私的勉強会「eシルクロード大学」を主催。
2017年ドローン検定1級取得。
北海道新聞文化賞(2000年)、北海道文化賞(2001年)、北海道科学技術賞(2003年)
北海道功労賞(2013年)を受賞。
北大退職後の著作に「札幌秘境100選」(マップショップ、2006年)、「小樽・石狩秘境
100選」(共同文化社、2007年)、「江別・北広島秘境100選」(共同文化社2008年)
「爪句@札幌&近郊百景series1」~「爪句@クイスツーリズムseries38」(共同文化社
2008年~2019年)、「札幌の秘境」(北海道新聞社、2009年)、「風景印で巡る札幌の
秘境」(北海道新聞社、2009年)、「さっぽろ花散歩」(北海道新聞社、2010年)など。
2020年用カレンダー表紙
2020年1月は「雪のシューパロダムと夕張駅」
2020年12月は「大樹町インターステラテクノロジズ・ロケット射場と航空公園」
北海道で見た「平成最後の一日」と「令和最初の一日」の写真展にて展示中
□日時:2019年10月2日(水)~4日(金)10:00~18:00
□場所:北海道新聞本社 1階DO-BOX
札幌市中央区大通西3丁目
□内容:①特別展示コーナー(豆本シリーズ「爪句」第40集発刊を記念して全作品を展示します)
②閲覧コーナー(自費出版・記念誌300冊を展示します)
③相談コーナー(本づくりの疑問・質問に相談員がお答えします)
10月2日(水)~4日(金)まで開催の「2019北海道自費出版・記念誌展」
で青木曲直著 豆本シリーズ「爪句」全40冊も展示。
プロジェクトが成立しました!
2019/09/05に募集を開始しました。
2019/12/01 00:00:00に支援募集を終了します。
目標金額に達しない場合もプロジェクトは成立し、支援金額が引き落とされ、リターンも履行されます。